2015年02月23日

ホテルの取引市場について

ホテルの取引が活発化しており、ジョーンズラングラサール株式会社が2015年2月に発表した「2014年日本のホテル取引数」によると、2014年通年の取引ホテル数がリーマンショック前のピークを超え、過去最高の101ホテルに達したとされている。

中でもJ-REITによる取引が多く、2015年に入ってからも、横浜のアパホテル横浜関内(取得価格:83.5億円、部屋数:451室、客室単価:約19百万円、推定取引利回:5.2%)や東京のザ・ビー赤坂見附(取得価格:62.5億円、部屋数:122室、客室単価:約51百万円、推定取引利回:4.6%)などが既に取引されている。また、国内に加えて香港、シンガポール、マレーシア等のアジアからの投資も見られる。

ホテル需要に関しては、観光ビザの発給要件緩和や円安進行による割安感の浸透等により、外国人旅行客が増加しており、日本政府観光局によると、2014年の訪日外客数は1341万4千人と過去最高となった。今年も更に増えるものと予想される。

2020年の東京オリンピックに向けて、開業予定のホテルも多く、既存ホテルについても、稼働率が上昇し収益性が回復したことから、宿泊施設を取り巻く市場参加者の動きは引き続き活発であり、2015年もホテル取引は多いものと思われる。


« 記事の一覧へ戻る

青山リアルティー・アドバイザーズ株式会社
〒150-0001 
東京都渋谷区神宮前3-4-9 ARA神宮前ビル
TEL: 03-5772-1941